えごま油にバランスよく含まれるオメガ3
えごま油というのはシソ科植物、えごまの種子を使った油です。
えごまには現代人の食生活に不足していると言われている、
必須脂肪酸のαリノレン酸が55%以上含まれており、
健康を支える油として注目されています。
αリノレン酸とはオメガ3とも呼ばれるもので、
私たちの体内では作ることができない必須脂肪酸です。
油はカロリーが高いので太るとか、動物性の脂肪は体に悪いとか、
良くないイメージをもたれていますが、体にとっては重要なものです。
摂り過ぎはもちろん良くありませんが、油を構成する「脂肪酸」は大切です。
αリノレン酸であるオメガ3と、リノール酸という一般的に料理に使われる食用油、
オメガ6と呼ばれるもののバランスが大切なのです。
植物油の脂肪酸組成を比べてみると、えごま油のオメガ3含有量は約61.5%、
大豆油6.8%、菜種油8.2%、コーン油1.2%、こめ油1.3%、綿実0.8%
そしてオメガ6の含有量はえごま油14.7%、
大豆油53.1%、菜種油19.5%、コーン油53.9%など、
日常で料理に使う植物油のオメガ3含有量が非常に少なく、
オメガ6を摂りすぎていることがわかります。
えごま油というのは、普通の植物油よりもどうしても価格が割高であり、
また、熱を加える調理には向きません。
しかし、アレルギー過敏症や発がん抑制の効果が高く、
そういった心配のある方への食事療法には是非活用したい油です。
オリーブ油のように独特の強い香りがするわけではありませんので、
サラダなどのドレッシングとして利用するのが手軽です。
また、えごま油を利用したドレッシングも製品として販売されています。